由緒沿革
萬福寺の創建は、寛永3年(1626年)黒田長政公の家臣であった
髙田正左ェ門則清師が、欣求浄土の信篤く所感あって世を厭い上洛し、宣如上人のもとで出家得度して僧侶となり、帰国後、萬福寺を建立したことに始まります。
その後、歴代住職並びに門徒一体の法灯相続の尽力によって、
約400年の歴史が受け継がれ、今日に至ります。
- 開基年
- 寛永3年(1626年)
- 創建者
- 髙田正左ェ門則清
- 宗 旨
-
浄土真宗
- 本尊
- 阿弥陀如来
- 宗祖
- 親鸞聖人
- 宗派
- 真宗大谷派
- 本山
- 真宗本廟(東本願寺)京都市下京区烏丸通七条上る
萬福寺の施設紹介
本堂
中央にご本尊の阿弥陀如来像が安置されその右には宗祖親鸞聖人、左には蓮如上人の御絵像、余間には聖徳太子・七高僧の御絵像が掛けられています。
お寺の年間行事、ご門徒の年忌法事などをお勤めするとともに、仏さまの教えに出遇う聞法の道場として開かれています。
納骨堂
エレベーターを完備しておりますので、お年寄りや車椅子ご利用の方も快適にお過ごしいただけます。
ご本尊(仏間)
福岡大空襲の戦火の中、唯一大切にお護り受け継がれたご本尊「阿弥陀如来像」。現在は修復され、仏間に安置されています。
ご本尊は“あなたにとって本当に尊いことはなんですか”と問いかけてくださる仏さまです。
ホール
通夜・葬儀や様々なイベント行事を行えます。法要後のお斎会場としてゆったりと快適にお過ごしいただけます。
仏間
ゆとりのある空間で、通夜・葬儀の控室やお斎(会食)会場としてご利用いただけます。宿泊も可能です。
玄関
陽が入り明るくバリアフリーの玄関でお迎えします。
玄関を入ってすぐ左側に車椅子がございます。
そのままエレベーターに進んでスムーズに本堂、納骨堂へお参りすることが出来ます。
玄関(ホールから見て)
玄関を入り少し進んで左側にエレベーターを完備しておりますので、お年寄りや車椅子ご利用の方も快適にお過ごしいただけます。
ご家族の皆様でお参りできる“よりどころ”となっております。
萬福寺のあれこれ
博多塀(はかたべい)とは
戦国時代、相次いだ戦乱で荒廃した博多の町を豊臣秀吉が復興する際に、焼け跡に残った石や瓦を埋め込んで作った土塀を博多塀といいます。
萬福寺の門前にある土塀は、この博多塀を模しております。
通りに面しておりますので、趣きある姿をぜひご覧ください。