今年最後の生け花教室でした。12月の生け花は「お正月花」です。松竹梅が用いられ、花材を見ただけで「いよいよお正月」と言う晴れやかな感じがします。梅の古木(こぼく)があり、先生がノコギリで皆さんの使いたい長さに切ってくださいました。松や竹などがあり、普段と花材の重量感が違うので生けていてずっしりと重みを感じるとともに新年の生け花の特別感を知らされます。松竹梅の厳かな中に、千両(せんりょう)の赤い実と梅のつぼみがとても愛らしく、梅が開くのが今から楽しみです。参加された方は、玄関や床の間に生けて新年をお迎えされます。今年もありがとうございました。
皆様もよいお年をお迎えください。(坊守記)